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【塾なし中学受験のコツ】小学3年生4月号:Z会の中学受験コースのレビュー


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[目次]

 

小学3年生4月号の教材

Z会の中学受験コース(本科トータル指導プラン)では、小学3、4年生の2年間で、小学6年生までの教科書の内容を一通り学習するようです。タブレットの映像配信と紙のテキストを併用して学習を進めていきます。テキストは前月の下旬に自宅に届き、タブレットの配信は当月の1日からとなります。中学受験コースを謳うだけあって、かなり内容が濃いです。テキストが4冊だけ届くので、色気は全くありません。

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国語のカリキュラム

メインテーマは「物語の場面をおさえる」「かなづかい」です。いやー、小学3年生からこのレベルで文章読解力を上げていくのですね。結構びっくりしました。物語のチョイスもさすがはZ会です。長男は、国語も細かくやっていたのですが、3割くらい間違えてしまいました。答え合わせの動画を見て納得している様子だったので、テクニックを覚える前に時間を掛けて取り組んでもらいたいです。

算数のカリキュラム

メインテーマは「たし算とひき算」「かけ算」です。小学2年生までの単元をささっと復習した上で、たし算とひき算の筆算を3桁から4桁まで一気に行きます。かけ算の筆算も2桁×1桁のやり方をささっとやって、3桁×1桁、4桁×1桁まで一気に行きます。解法としては同じなので、一気にやったほうがセンスを磨けます。演習問題が単純計算でなく、文章問題である点がGoodです。

理科のカリキュラム

メインテーマは「重さの発見隊」です。まずは、テキストにある道具を用意し、重さとは何か?を体験します。目に見える物の重さだけを計るのかと思ってましたが、水に溶けて目に見えなくなった物の重さや、目に見えない空気の重さにも触れていて、難しいテーマですが体験を通して理解ができる点がGoodです。

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社会のカリキュラム

メインテーマは「この地図 あの地図 どんな地図」です。急にヒップホップみたいに。「地図」と聞いて思い浮かべたものを、家の中や駅などで実際に集めて特徴を整理します。長男は電車の路線図やGoogle Mapも持ち出してきました。地図は使う人の目的によって、どれが便利か選ぶという観点がGoodです。

 

1ヵ月の学習サイクル

最初に専用アプリのカレンダーを開くと、おおよその割り振りがされています。初めてだったので、今月は子供と相談して組み替えました。来月からは少しずつ自分でやってもらいます。1単元あたりの学習時間の目安は、公式サイトによると小学3年生は約40分となっています。実際には動画を見返したりするので、50分~60分を想定した方が無理がないと思います。

実際の学習計画と学習カレンダー

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国数理社の4教科を受講しているので、ほぼ毎日やることになります。理科は初回に実験もあるので、比較的時間が取れる日を選んだりしました。また、国語の読解問題がえげつないので、本人の気分が上々な時を選ぶように助言しました。このあたりは、学習塾に行っていない分、親の管理テクニックの見せ所かと思います。長男は幼稚園から学習習慣があるので、多少の助言だけで、他習い事と干渉しないように上手くやっています。

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タブレットと紙教材との役割分担が秀逸です。まずは要点を押さえるために、タブレットで映像授業を見ながらテキストに書き込み授業ノートを作成します。次にテキストの問題演習に取り組み、タブレットを見ながら答え合わせをします。反復練習はタブレットのドリルで行います。添削問題は紙の解答用紙に記入して、郵送またはスキャンして提出します。両者の良いところを採用しているように感じました。

 

楽しいと言っていたこと

理科の実験の「空気の重さ」に興味津々でした。エアダスターを用意して、使用前後の重さを測り、目に見えない空気にも重さがあったことにビックリしてました。後日、「温かい空気と冷たい空気では重さが違うのか?」と質問をしてきたんです。おっとっと、着眼点がシャープですね。あなたの親の顔が見てみたいですよ。大人は、理想気体の状態方程式あたりを使って、同じ体積であれば温かい空気の方が軽いことは分かります。その性質を利用しているのが熱気球なんですけど、空気を熱することで周りの空気よりも軽くして空を飛ぶことができます。と、伝えると印象に残らないかなと思い、百科事典で「熱気球」をヒントに調べたらどうかと言ってみました。

 

難しいと言っていたこと

国語は激ムズです。さすがはZ会です。文章を読解することと、ただ読んでるのとの違いを痛感してる様子でした。昔々から感じていることですが、算数が不得意だと言う子は算数以前に文章読解力がなかったり、英語が不得意だと言う子は英語以前に日本語の表現力が乏しかったりします。文系理系とか教科の区分けをバッサリやってしまう方もいますが、それは大学受験などで戦略的に志望校を選択する場合の話です。学力のベースというのは、実は国語の読解力であり各教科と密接な関係があります。最近では、プログラミングや短文のSNSも流行っていますので、昔よりも日常的に読解力と想像力が求められます。

先取り教育の代名詞である、算数の計算問題ばかりをやらせる家庭が多いのですが、それだけではスタートダッシュにもなりません。国語の読解力がしっかり身についている子は、すぐには芽が出なくても小学校高学年以降に必ず伸びます。私は言い切ります。本が好きな子、絵本の読み聞かせを沢山してもらった子って、本当に貴重な存在になっています。信じるか信じないかは、あなた次第です。

 

ロボテッチさんの中学受験小噺

中学受験の小噺です。大手進学塾が意識している1つの指標で、小学6年生までの単元を試験までに何周することができるかがあります。目安にはなりますが、一般的な大手進学塾は3周、難関中学のみに特化している進学塾ですと4周はします。周を重ねるごとに単元の難度が増していき、螺旋を描くように上昇していく様子から「スパイラル方式」と呼ばれたりします。

最初は完全に分からなくても、2周、3周とするうちに理解が深まっていきます。小学5年生ぐらいで入塾を希望すると断られる、といった話をよく聞くのは、塾生は既に何周かしていたり、途中から参加できるようなカリキュラムを組むのが難しいからです。学習の世界には、はぐれメタルはいません。その子がギリ解ける難易度の問題を探して、ギリ負け続けるように工夫するのが、学力向上の秘訣だったりすると思います。矛盾しているような言い回しですけどね。簡単に解ける問題ってのは、負荷が軽すぎますから。筋トレと一緒です。

 

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■細かなカリキュラムは資料請求をして確認してみてください。予想以上にしっかりとしたサンプルがすぐに届きます。

 

■Z会の中学受験コースを始めることになった経緯はこちらです。

robotech.hateblo.jp

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