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【塾なし中学受験のコツ】小学3年生10月号:Z会の中学受験コースのレビュー


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[目次]

 

小学3年生10月号の教材

Z会の中学受験コース(本科トータル指導プラン)では、小学3、4年生の2年間で、小学6年生までの教科書の内容を一通り学習するようです。タブレットの映像配信と紙のテキストを併用して学習を進めていきます。テキストは前月の下旬に自宅に届き、タブレットの配信は当月の1日からとなります。中学受験コースを謳うだけあって、かなり内容が濃いです。テキストが4冊だけ届くので、色気は全くありません。

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国語のカリキュラム

メインテーマは「物語の主題を読みとる」「かん用く1」です。4月号から9月号までの6ヵ月をかけて文章読解の基礎をじっくりとやってきました。10月号は一旦のまとめになると思います。4月号を始めた頃はどうなるものかと心配もしましたが、段階的に難度を上げていくのが上手い教材です。これまでに長男2回泣きましたが笑

  • 4月号:物語の場面をおさえる
  • 5月号:登場人物の気持ちを読みとる
  • 6月号:話題・要点を読みとる
  • 7月号:指示語の内容をおさえる
  • 8月号:詩の表現方法を理解する
  • 9月号:登場自分の性格を読みとる

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11月に全国統一模試があるので、映像授業に加えて要点を強調しました。4月号から9月号までのまとめとして、登場人物の「言葉」「行動」「気持ち」「考え方」、物語の「あらすじ」「出来事」をしっかりと拾います。それらを整理して「文章の主題」を自分の言葉でまとめていきます。一応チラッと確認をしましたが、あれこれ言わなくても結構できていました。Z会の国語は、記述問題がかなり多いので毎回レベルアップを感じます。

初っ端の例文が芥川龍之介の『くもの糸』です。この主題とは?欄に「自分のことばかり考えて、他の人のことを思いやらない人間のあさましさ」と書いていて、今時の小学3年生すげーなと思います。あさましさって、おいっ!!自分の事ばかり…それワシやないかい!全然関係ないですが、私は芥川龍之介の『地獄変』が大好きで、あれもまぁまぁ…"あさましさ"っぷりがヤバイですよね。私も地獄変が好き!貴様なんかよりも地獄変を知っているわ!勝手に地獄変を語ってんじゃないよ!という方がいらっしゃいましたら、はてなスター連打でアピールしてください。あさましさって…今年流行らせようかな!アイツのあさましさにマジぴえん!みたいな。今年もそろそろ終わりが見えてますし、どんな場面で使うんだっつーの!

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毎月、今月のおすすめ「読書あんない」として、4冊紹介されています。レビューが面白くて、ウンチク小ネタが満載です。これを読んでいるだけでウンチク知識が広がります。学校や図書館で借りてきてもいいですよね。結構助かっています。

 

算数のカリキュラム

メインテーマは「重さ」「かさ」です。先月号の長さの単位に続いて、重さの単位「g」「kg」「t」「mg」、かさを表す単位「L」「dL」「mL」を若干駆け足で学習します。キロ、デシ、センチ、ミリの意味を詳しく解説している点がGoodです。なんとなく暗記すると、苦手分野になってしまうからです。意味が分かれば暗記する必要はありません。大学受験の話をすると、他に暗記が必要な科目は存在するので、暗記しなくても良いはずの数学や物理に貴重なメモリーは使わなくていいと思います。

練習問題に「はかり」と「天秤」が出てきました。見た感じ大きいから重そう~とか、硬いから重そう~とか、せっかく人類は重さを数字で捉えることができますので、理解した方が日常生活でも便利だと思います。そんなことは書いていませんが、そう補足しました。算数が日常生活で役に立たないと言ってる人は、いや、言い方を逆にします。日常生活で算数が使える人は、得をしています。楽をしています。

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最後の練習問題に、「ビー玉の個数を数える機械」という問題がありました。目盛りは最初0を指していて、ビー玉を1個入れると目盛りが1進み、4つ目でまた0に戻ります。同時に隣にある目盛りが1進みます。所謂、4進数の動きをする機械なのですが、一応ロボテッチさんはシステムエンジニアリングをして家族を養っているので、〇進数の考え方を教えました。だいたい練習問題の最後には頭をフル回転させるような問題があって、Z会の中学受験コースに慣れつつある長男も頭から湯気を出しています。良い問題なので、へぇ~、ふ~ん、で流してしまうのは勿体ないと感じ、だいたい雑談を交えながら一緒にやるようにしています。今回は古典的なコンピュータの話を混ぜました。

 

理科のカリキュラム

メインテーマは「とばせ!ティッシュ箱」です。重さの違う缶を転がしてティッシュ箱に当て実験してみます。

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高速回転するスーパードライ500mL缶です。私には心優しいお友達が沢山いまして、年に何回か施しを受けている話は割愛して、そんな大好きなスーパードライをわりと高級なカシミアティッシュ箱に衝突させます。ティッシュも貰い物です。段ボールのふるさと便も貰い物です。

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きったねー床だな。新築の面影は全くなく、子供がいる家なんてこんなものです。地中海を思わせる佇まい、開放的で真っ白な床のリビング、それが気に入ってその日のうちに購入しました。あれから10年が経過し、躊躇なく床にガムテープを貼り、アルミ缶やスチール缶を転がし、ティッシュ箱が動く距離を記録する日が来ました。床ボッコボコ。立派な大人になったら、他に何もプレゼントはいらないので、リフォーム代を全額負担するか、駅チカのマンションを買ってほしいです。リゾート的な介護施設でもOK!

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日本史探偵コナンはジジイジージからもらって全巻揃っているので、傾斜を変えながら何度も転がして平均を計算します。

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明らかに貰い物のジュースも転がします。当てる缶の重さも変えてみます。体験学習では「おもりの衝突」を実験してみました。今回の単元は、内容的には中学生レベルで「落下運動」「等速直線運動」「慣性」の用語についても学習します。なるべく分かりやすい身近な例で説明されていて、自転車や電車に乗った時などに思い出してくれたら、問題を解くようになってもイメージが湧きそうです。私の得意科目は力学で、それで試験を突破してきているので全然分かりませんけど、力学はイメージができないときついみたいです。

 

社会のカリキュラム

メインテーマは「おかしがとどくまで」です。4月号からずっとそうなんですが、Z会の社会は親父のために存在していると言っても過言ではないです。

今回に関しても、言ってみればスーパーマーケットがらみですね。実際に店頭に並ぶ前、お菓子が工場で作られる前、原材料がどこから来たのかを学習します。

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Z会より私の方がスーパー好きですから、私レベルになると、日に3回も行ったりします。そんなわけで、今回は貰い物ではなくて、自腹で比較的高めのチョコレートを購入しました。菓子たっか。普段は財布を持っていないタイプなので、自分で買うとお菓子の値段にびっくりします。買ったのは「紗々」です。「ささ」じゃなくて「さしゃ」です。プロテインは飲むものの間食の習慣がないので、ずっと「ささ」だと思っていたのは私と貴方との秘密にしておきましょう。

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で、お菓子の箱を用意して、箱の読み取りに挑戦するらしいです!読み取りに挑戦しよう!ってテキストに書いてあります。こんなことを始めたら、スーパーマーケットに並んでる全商品が教材になりますね。開店から閉店までいても時間が足りません。家でやれよ。

お菓子によく使われる材料の「カカオ豆」と「小麦」と「砂糖」に注目して、どの国で作られていて、どうやって日本に運んできて、工場ではどんな工程で作っているのか、さらには「なぜ日本は輸入をしなければならないのか」「なぜアメリカはたくさん輸出することができるのか」まで掘り下げています。色々と知った上で工場見学なんかに行けたら楽しいでしょうね。

 

1ヵ月の学習サイクル

専用アプリのカレンダーを開くと、おおよその割り振りがされています。5月号から自分で考えてもらいましたが、自分のコンディションを把握しながら上手くやっています。1単元あたりの学習時間の目安は、公式サイトによると小学3年生は約40分となっています。実際には動画を見返したりするので、50分~60分を想定した方が無理がないと思います。

実際の学習計画と学習カレンダー

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国数理社の4教科を受講しているので、ほぼ毎日やることになります。7月号あたりから通信教育に慣れてきた様子です。通信教育は今日やりたいことを今日決められます。例えば、塾では曜日ごとに教科が固定されることがありますが、通信教育の場合は「今日は算数の予定だったが、今は理科の気分だから理科にしよう」といった具合に、やりたい教科を直前に決められます。これが今のところ長男の性格に合っています。今月は、同じ教科を連続して取り組んだりしていました。本人なりに区切りが良いところを探しているようでした。いいんじゃないでしょうか。

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10月号では「到達度テスト」がありました。あらかじめ決められた日時に、模試感覚で取り組みました。まだ小学3年生なのでエキシビジョンみたいなものですが、結構できている様子で結果が楽しみだそうです。

 

楽しいと言っていたこと

我が家では「てんさく問題」を模試感覚で取り組んでいます。これについては色々な考え方があって、例えば助言あり、タイムオーバーあり、やり直しあり、と比較的ゆるくやってもOKとZ会の冊子には書いてあった記憶があります。我が家ではと言いますか、長男はガチでやりたいらしいので70点台が続いていましたが、ここにきて全教科90点を取るようになりました。

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添削も結構細かくて、記述式の問題ではニュアンスが微妙に異なると減点されます。なぜ減点したのかも細かく書いてあるので、親が見ても勉強になります。おそらく最近の採点方法に即した基準を設けているのだと思います。というようなシビアな雰囲気の中、全教科で高得点が取れるようになって自信につながったようです。

 

難しいと言っていたこと

今回はありませんでした。だいぶ中学受験コースのペースにも慣れ、今のところは苦手分野を作らずに進められています。11月の頭には全国統一模試があるので、安定して得点を取る練習ができるといいと思います。見てる感じでは、たぶん大丈夫だと思います。

 

 

ロボテッチさんの中学受験小噺

中学受験の小噺です。中学受験の国語は、長文をいかに早く的確に読むかの勝負です。本屋に行くと、文章速読のテクニック本がずらりと並んでいますが、やっぱり文章読解の基礎がしっかりと身についている人向けとなります。それらのテクニック本をパラパラめくりながら、「へー、なるほど~」と感じられるように、しっかりと頭でイメージすることに普段から時間をかけて学習をします。新しく何かを学ぶというよりは、答え合わせをする感覚で読むのがテクニック本との付き合い方です。小学校高学年でできてしまう早熟な子もいれば、高校生になってからできるようになる子もいます。こればっかりは下地のでき具合、生まれもった性格、育った環境などが関係してくるように思います。

頭でイメージするには経験値が必要で、例えば幼少期にたくさん絵本を読んでもらった子、色々なところに連れて行ってもらった子、たくさんの人と触れ合っている子は、当然のことながらアドバンテージになってきます。だって、そもそもの引き出しがメッチャ多いんですもん。長文読解はテクニックオンリーで解けないこともないのですが、将来的には逆に遠回りになる気がするのと、シンプルにその作業は楽しいの?と感じるので、時間をかけられる時にできる範囲で経験を積ませています。

例えば、日々このような生活をしている人がいるとします。その人は最近、夢の国へ遊びに行ったそうで、そこでもこんな発言をしています。

この人が日常的に飲んでいるビールは1缶170円ほどなのですが、夢の国では同じビールが700円で売っています。同じビールなのに値段がまるで違うのです。なぜ、この人は夢の国で高いビールを飲むのでしょうか。理由を説明しなさい。って問題は絶対に出ないですけど、こういったふざけた話でも見る角度を変えれば正解は色々とありそうです。

テクニック重視で解くのならば、日々ビールばかり飲んでいること、その事実に着目して、この人はアルコールで思考回路がショートしているんだな、高い安いの計算もできないんだな、となるのかもしれません。この人のことを何も知らなければ、せっかくテーマパークに来たのに惰性で酒を飲み家族のことを考えられないあさましい人、となるのかもしれません。この人のことを少し知っていれば、アトラクションに乗れないと言っていたし開放的な気分になってビールを片手に散歩してるのかな、となるのかもしれません。

国語という教科は、書いている人のことを想像する楽しみがあります。どんな人が何を伝えたくて書いたのか、作者にしか分からないだろう「作者の意図」を考える楽しみです。昔読んだ本を今読むと、またイメージが違って面白いですよね。ところが試験科目の国語となると、「書いている人の気持ちを知ること」よりも「読んだ人の大多数が感じること」に自分の考えを寄せることも大事になってきます。要するに、ビジネスでいうところの営業職であり、空気を読めるかどうかになります。もちろん、同じ文章を読んで全員同じ感想では面白くありませんから、個人的にはこう思う、だけどこれが答えかな、と自分自身のカラーが出せるようになると営業ノルマが達成できる、じゃなくて、国語という試験科目を楽しめるのかもしれません。

 

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■Z会の中学受験コースを始めることになった経緯はこちらです。

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■Z会の中学受験コース 小学3年生9月号のレビューです。

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