ロボテッチ通信

その教育費、過払い金になってませんか?

【お受験?】国立大学附属小学校の面接・作文対策だけではない、毎日が自由研究の生き方


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[目次]

 

小学校受験の面接・作文対策

長男に続き、次男も国立大学附属小学校を受験することになりまして、前回の経験を振り返ってみようと思います。ちなみに我が家は単願かつ家庭学習の延長なので「遊びで受験する家庭」にカテゴライズされると思います。しかし、私は遊びでも本気でやるタイプなので、狙った効果に対しては手を抜くつもりはありません。

国立大学附属小学校がお受験か?はさておき、おそらく本屋に並ぶことのない内容をリアルな形にまとめてみました。お受験って、どうせ親の試験でしょ?面接対策は近所の公園に行けば十分でしょ?幼児教室に通わないと受からないんでしょ?男親が参加した方がいいの?と様々な声も聞こえてきますが、5歳児がやることですので、半分本当で半分嘘となりうるのが小学校受験対策の情報というものです。

個人的には対策という言葉が好きではなかったので、この機会に、親として伝えたかったことを叩き込んでみました。使える部分は使ってみてください。途中で読むのをやめると絶望しか感じないと思うので、読んでいただけるなら是非とも最後までお付き合いください!

こちらは以前に書いた概要です。

robotech.hateblo.jp

 

親として子供に何を残すことができるか

速攻、重い話題かよっ(三村)

年に1回やっている大学仲間との飲み会がありまして、その名も「東京は小学校の修学旅行が初めてだった連合」という会で、今年で15年になります。全国各地の田舎者を束ねるのが私です。だって誰も幹事やんねーんだもん。私と違って忙しいから。この会のメンバーは、所ジョージ氏の集まりみたいな感じなので気楽です。ほとんどバカ話してる飲み会ですが、後半はまじめな話になったりします。最近は「親として子供に何を残せるのか」を共有したりします。

私はナルシストなんですけど、自身の死に対する恐怖心は母親が作るカルピス並みに薄めなので、自称教育者に多めの「自分の生き様」「自分の教育論」などは、残したいとも残せるとも思っていません。ですが、物事を多角的な視点から捉える楽しさは、我が子に限らず伝えていきたいことです。おっと、多角的な視点とか、試験用語っぽい響きだな。だって、色々考えると暗い時代に、授かった命ぐらい贅沢に使った方が楽しいじゃないですか。現金や不動産なども残せるのなら良いと思いますが、おせっかい上等で、自分自身の楽しかった経験ぐらいは嘘偽りなく伝えられると思います。

 

伝統を引き継がない3代目ものづくりの家

やっぱり3代目という響きは良いですね。我が家は、試験対策と伝えたいことを兼ねたわけですが、伝えたいこととは具体的に「ものづくり」の根本的な考え方です。

祖父は伝統工芸士、父親は自動車設計士、私がシステムエンジニアなので、正直やっていることは全然違うのですが、ものづくりは3代目になります。三代目ものづくりブラザーズです。ブラザーズ?やっていることは違っても、考え方は同じです。小刀か、ペンか、パソコンか、持っている道具を使ってその場で形にします。

「ものづくり」の基本は、お客様の欲しい物をその場で作ることです。問題をその場で解決することです。お客様が会議室を出るまでに、未完成であっても最適なイメージを形にして伝えることが仕事です。その技術こそが自分自身の実力であり、技術を磨くために守備範囲外であっても勉強をします。即答できなかった場合は、勉強不足と罵倒されても仕方がないと思います。

それをストレートに言うのは未就学児にはハードな内容ですので、前段階として自分が得意なことは即答ができるように調べなさい、と、かなり小さな頃から伝えています。長男は2歳頃から電車が好きでしたので、電車に少しでも関わること(駅名、都道府県名、ランドマーク、特産品、電車が動く仕組み、など)を、電車が好きであれば知っていて当然のことと刷り込みました。小学3年生になった今でも継続して調べ続けているので、自分で調べることの楽しさが分かってもらえたのかなと思います。自分で調べること=楽しいことです。年齢が上がるにつれて、やれることは指数関数的に増えますしね。

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そもそも面接や作文をやる意味とは?

まずは、なぜ試験で面接や作文をやるのか?こちらを考えたいと思います。受験に限らず、就職採用でも課されるわけですが、そもそもなぜやるのでしょうか。試しに国語辞典で「面接」の意味を調べてみます。すると、「(能力や人柄などを調べるため)直接その人にあうこと。」とあります。

今時の方のために嚙み砕いて説明しますと、ズバリ、欲しい側とマッチする人を探すために行います。「求人」なんて読んで字の如くです。小学校受験の場合も同様に、学校の方針と近い家庭学校の方針に沿ってくれそうな家庭が合格することになります。まずはこちらが基本的な考え方となりますので、学校側の方針と全然違う場合は、志望校としてアンマッチであると思います。

面接や作文なんて楽勝!という家庭と、不安!無理!という家庭が混在するところですが、楽勝!という家庭は、ポイントを押さえて試験慣れしている以前に、そもそも学校側の方針に近い、もしくは近づける努力をしています。なんとなく、親がOBだったり、国立大出身者の家庭の合格率が高い気がするのは、教育に対する考え方が志望校の方針と限りなく近いからだと思います。親はその教育を受けて育っているわけですから、それは当然のことながら有利になります。

志望校は「作文+子供のみの面接」のパターンでしたが、形式はどうであれ、実際にやってもいないことをアピールすることはできません。面接も作文も、実際に取り組んでいることを軸に、家庭の考え方を補足説明して、一貫性のある回答だと理解してもらえれば良いのです。親が何を伝えたくて、子に対して具体的に何をしているのか、を日々整理しておく必要があるということです。そう書いてみると、それらを包括して「小学校受験は親の試験」と表現してるのかもしれない、という気になってきました。そういう意味であれば親の試験です。

国立大学附属小学校とは?という情報が全くない方は、進路検討の材料になるのでこちらの本をオススメします。

 

よく尋ねられる質問と共通点

さて、分析系ナルシストのロボテッチさんは、志望校の過去10年間で行われた面接やアンケートや作文の内容を独自の観点で整理してみました。すると、おおよその質問の意図が見えてきたりします。ざっと羅列してみます。

親に対しての質問
  • 学校の友達とのトラブルの対処法(いじめ、仲間外れ、物を壊した)
  • 子育てをする上で信条としていること(しつけ、格言、ことわざ、教育方針)
  • 学校行事にすべて参加できるか
  • 登下校中のトラブルと回避方法
  • 保護者同士の噂話と立ち回り方法
  • 子供が体調不良の場合の行動(劇で主役だったのに当日熱が出たら、など)
  • スマホやパソコンを使用する上でのルール
  • お小遣いについての考え方
  • 志望校の教育方針と合っているところ

上記でも長々と書いてますが、共通するのは「入学した場合は全面的に協力できるか?」と、「どういう教育方針で、何をやっているか?」です。それを上手く「志望する学校の方針」とリンクさせます。また、友達や親同士のトラブルも頻出の質問です。トラブル回避の方法を聞くのは、学校の方針に沿ってくれる家庭を探しているからです。沿うつもりのない方も受験するのですかね。

子に対しての質問
  • 一番気に入っている本
  • おもちゃの片づけの仕方
  • 将来なりたいもの
  • 最近あった楽しかったこと
  • 最近あった注意されたこと
  • お友達がいて良かったこと(3つほど)
  • お友達に大切なおもちゃを壊されたら
  • 朝起きて、幼稚園に行くまでにすること(3つほど)
  • あなたが自慢できること
  • ごはんは誰と食べ、どんな話をするか

ある程度の質疑応答の慣れは必要ですが、あまり対策しすぎると子供らしさがなくなってしまう気もします。このあたりは、器用な子が欲しいのか、IQが高い子が欲しいのか、活発な子が欲しいのか、バランスの良い子が欲しいのか、と学校ごとのカラーがありますので、各校の方針を熟読してみてください。

これらの質問は、普段から親子のコミュニケーションが取れていれば何も苦労はしません。なので、我が家では好きなことや得意なことを中心に、自発的に行動できる環境を用意しサポートしました。

 

子のやりたいことを何でも叶える(※ただし条件あり)

我が家では、子供がやりたいと言ったことは何でも叶えたいと思っています。ただし、条件が幾つかあります。それは、親に対してプレゼンをして、面白いと思ったら投資します。内容が曖昧で不十分なら投資しません。現段階ではそれほど厳しく行っていなく、また、子は親に遠慮するべきではないという想いもあり、だいたい何でも叶えています。

上の質問でお小遣いに関する質問がありました。お小遣いと家庭環境は密接な関係があります。我が家では月々定額制やご褒美制は積極的に取り入れるつもりはありません。お金勘定の基礎としては有効となりそうですが、何もしなくても毎月同じ金額が入ってくることや、対価のために労働をする考えは、ものづくりを生業とする人にとって良い環境とは言えません。エンジニアは、面白いことを自分の言葉でプレゼンして、資金と協力者を集めるべきだと思うからです。実際に、こいつ面白いなと投資してくれる大人ってゴロゴロいるのです。また、お小遣いの範囲の中でしか、自分のやりたいことが出来ないのは、日進月歩の業界では時間の無駄となってしまいます。

 

やりたいことを叶えたい子供に求めること

長男は電車オタクなので、だいたい週末に「電車を見に行きたい」と言います。私も暇なのでそれに付き合います。具体的に以下の3つを求めています。

  • できる限り自分で計画する
  • 予習して質問を用意する
  • すべての人にあいさつをする

まずは、できる限り自分で計画してもらいます。幼稚園児が計画することなので、ほぼ上手くはいきません。このあたりもエンジニア教育としまして、誰だって、挑戦をすれば必ず失敗をするものです。自分で考えたからこそ、失敗が糧になります。そして、その失敗はすべて親である私が責任を取ります。

また、必ずその駅周辺について予習をし、奇跡的に「先輩方」からお話を聞ける機会があれば、いつでも質問ができる状態にさせます。私たちは遊びで電車を見に行っているのですが、もちろん駅にいる方々は仕事中です。なるべく空いている時間帯を狙うようには指導し、鉄道に関わる全ての人に必ず挨拶させます。常日頃、道場でやっていることでもありますので、こちらは自然にやっています。なので、どこへ行っても可愛がってもらってます。ありがたいことです。

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これ、始発で大宮駅に行って朝6時半ぐらいなんすよ…私は朝4時半頃から活動してるので全然構いませんが…

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スーパービュー踊り子号を見るために、池袋駅のホームに1時間以上滞在しました。

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どこで情報を仕入れてきたのか、貨物フェスというイベントのために貨物専用の隅田川駅へ行きました。

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大晦日は始発で海老名駅へ行きました…

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自分1人では答えが見つからない時に、一緒に考えてくれる仲間がいるのが大学だと教えました。

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なぜか1区間だけ特急列車に乗ったこともあります。

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ぷらっと東京駅に。とりあえずパネルがあれば顔を出したくなりますよね~。

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からの、静岡駅!YOUは何しに!

こんな感じで、予想外の失敗は数多くあります。子供は真剣に計画してますので、私もすべての失敗の責任を取ると言った手前、約束は必ず守ります。先回りして口を出すことはしません。試験対策となると窮屈に感じますが、疑問に思う、自分で調べる、実際にやってみる、にハマれば、毎日は自由研究になるのではないかと思います。沢山調べて、沢山失敗してください。

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