ロボテッチ通信

その教育費、過払い金になってませんか?

【お受験?】国立大学附属小学校という選択肢と、小学校受験はアリ?ナシ?


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[目次]

 

我が家の教育方針と受験までの経緯

なぜ長男が国立大学附属小を受験することになったのかと言えば、たまたま私が書店で過去問を立ち読みした時に、日々の学習に使えそうな良問が揃っていると感じたからだ。長男は幼稚園年長になった頃から興味の幅がすごく広がってきたので、小学校入学までの家庭学習にはちょうど良い難易度であった。また、妻が長期の入院となったので、長男との時間を大事にしたいと思った。ということで、家庭学習のみ&単願で挑んだ。

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国立大学附属小の受験が、世間一般で言う「お受験」に該当するのかどうか定かではないが、「お受験」全般に対する我が家の見解としては、合格するつもりでやってはダメなやつではないかと思う。自分の意思で決める中高生の受験と、ほとんど親が決める未就学児の受験は全くの別物なので、その子が楽しく取り組めることが一番大切なことではないだろうか。昨日までハイハイするだけで、つたい歩きしただけで、あ~う~と言っただけで、すごい!すごい!と褒められていた環境から、ある日突然、「なんでこんな問題が分からないんだよ!」と、親はお受験脳になりがちなので。それは極端でしょ、と。でも、試験日が近づくにつれて、親は鬼になるよ。

だいたい私レベルになると試験問題を見ただけで、その学校のカラーとか求めてる生徒像とか諸々が分かるので、自由で時間にゆとりのある小学校生活がなんとなく子供に合っているのではないかと思った。また、国立大学附属小にいくか、地元の公立小に行くかは、試験の結果が出た後に本人が気分で選べばいい話なのかなと。厳密に言えば、それはダメな方法であるが、我が家は単願で私立小学校と併願をかけているわけではないのと、学校側が選抜試験を課すのならば、選択の自由は本人にあるのではないかという持論があった。あくまで持論なので、それが学校側の考えと合致しないのであれば、面接で落としていただいて構わないと思った。

robotech.hateblo.jp

 

そもそも国立大学附属小学校とは?

国立大学附属小学校とは、どの都道府県にも存在している国立大学と連携した小学校で、〇〇大学教育学部の附属小学校の位置付けとなる。具体的な役割は、小学校の先生の卵の受け入れ先であり、また、新しい何かを始めるための教育実験校として機能し、例えば、タブレット授業が有効かどうかを公立小に展開する前に検証したりする学校だ。

なので、勘違いしている人も多いが、有名私立小学校のようなエリート教育をする小学校ではない。そして、その小学校に入ったからといって国立大学までエスカレーターでいけるわけではない。国立大学への進学に裏技はないので実力で行ってください。学校によって違うが、中学もしくは高校までは内部進学が認められる。

また、学費は公立小学校と同じ。(くどいですが、私立小学校ではないので)各学校では「居住地域の制限」と「通学時間の制限」の応募資格を設けているので、まずは条件に満たしているのかを学校のホームページで確認する必要がある。

国立大学附属小学校とは?という情報が全くない方は、進路検討の材料になるのでこちらの本をオススメしたい。まずは「研究のための学校」について理解し、学習の進め方をイメージして欲しい。

 

学校見学から合格発表までのスケジュール

※各学校で微妙に違います。共通点を拾ったので雰囲気を感じてください※

学校見学から始まって合格発表までの期間、集合時間厳守でとにかく何度も学校へ足を運ぶことになる。仮に入学することになった場合は、学校行事は親が必ず参加するという約束があるからだと思われる。そのため、何度も学校に足を運ぶことができる家庭かどうかの審査を兼ねているのではないか。

おおよそ、以下の理由で何度も招集されるので、その都度スケジュールを調整することになる。

  • 学校公開・願書配布
  • 願書受付
  • 入学試験の説明会
  • 一次試験 ペーパーテスト
  • 二次試験 面接・行動観察
  • 抽選(合格発表)

ペーパーテストの有無や、一次試験の前に抽選を行うパターンもある。ちなみに、抽選とはくじ引きのことで、完全に運が良いか悪いかである。どんなに試験の結果が良くても、運が悪ければ合格とはならないのが国立大附属小受験の特徴である。

 

 

入学試験内容とその対策

我が家は幼稚園年長のゴールデンウィークあたりから始めたが、年中になった頃から準備する家庭が多いようだ。このあたりは、生まれ月の差や能力の差もあるので、頃合いを見ながらということになるのではないか。長男は習い事を掛け持ちしていたので、武道で礼法、サッカーでチームワークを小さい頃から意識していたことは有利であったかもしれない。

  • ペーパーテスト
  • 親の作文
  • 運動能力のテスト
  • 行動観察
  • 親子の面接

親の作文は志望動機と家庭の教育方針を自由に書けばいいのではないかと。運動能力テストも、特段難しいということはないが、走る⇒ジャンプ⇒スキップ⇒クマ歩き⇒平均台⇒走る、のようなことを指示通り動ければ問題ないように思えた。

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差が付くと思ったのは、グループに分けて自由制作やゲームをする行動観察だ。幼児教育の専門家ではないので詳細は割愛するが、リーダーシップが取れる子は評価される傾向にありそうだ。

親子の面接も、基本的には子供の面接なので雰囲気も良く、普通に聞かれたことを答えればいい。何度か本番を想定したリハーサルはやっておいた方が、慌てずに済みそうだ。

ペーパーテストの対策

原則として、「文字が読めない」「数字が書けない」ということを前提にしている学校が多い。なので、答えの記入は〇や×だけ。また、教育学部との連携した長年の研究により、幼児教育でやるべきことに重点を置いている。

例えば、こういった問題。(仲間探し)

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<参考までに、こちらのテキストを使用しました。>

奨学社の「ハイレベ合格ワーク100」は5冊すべて揃え、こちらを繰り返し解いた。(お話の記憶、図形・注意力、推理・思考、比較・数量、知識・常識)

たぶん、頭から湯気、もしくはハトが出ますよ。

あとは、過去問で仕上げる。

 

どんなご家庭が受験をするのか

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受験する理由はさまざまであるが、以下のようなパターンであると思われる。

  • 家庭学習の延長で受験する家庭(我が家)
  • ご近所さんで仲の良い家庭(記念受験)
  • 私立小学校を受験する家庭(併願)
  • 公立小学校に行かせたくない家庭
  • 新しい教育を受けさせたい家庭
  • 親がその学校の卒業生

なんとなく、記念受験も多いのではないかと思う。幼稚園や保育園が同じ友達の誰かが受験すると聞くと、なんだかんだ気になるのではないかと。実際、運が良ければ合格することもあるし、本番に強い子もいる。

共通することといえば、勉強に興味関心のある家庭しか集まらないので、家庭環境や世帯収入が比較的近くなる傾向にあるそう。なので、意味の分からないことを言う家庭は少ないと言えます。

ちなみに、小学校卒業後の中学、高校の進学先が非常に良いという話はあるが、元々の勉強する意識が高めの家庭であることや、通塾率が高めであることが起因しているのではないかと分析する。こういう数字遊びのデータは心底どうでもいいと思う。

 

 

合格する子の共通点とは?

ある意味、それを言ったらおしまいではあるが、「あー、やっぱり合格するよね」という子が合格する気がする。では、「やっぱり合格するよね的な子の特徴」を掘り下げてみたい。親の知らない世界で実力を発揮する子もいるので、その子の良い所だけを見ればいいのではないかと思う。

とにかく自分の好きなことに自信がある子

一言で言えば、カラーがはっきりしている子。とにかく自分の好きなことを好きだと言える子で、それと決めたらずっとそれをやっていて、お腹が空こうが日が暮れようが、おしっこが漏れそうになるまで集中してやる。たとえ人見知りでも、そのことに関しては自信を持って話す子は個性的で、時間に限りのある試験では目に留まりやすい。

真のリーダーシップを発揮できる子

イメージ的には、子沢山家庭のお姉ちゃんのような子。4,5人のグループで行う行動観察の試験では、みんなで協力して作りましょう!制限時間は〇分!スタート!となって机の上を見ると、なんと人数分のハサミがありません。というパターンがあるようだ。我先にとハサミを奪う子、ハサミがない!と泣き出す子、何もしないで黙って座っている子、予想外に対応することができる子は非常に少ない。訓練された子は作品を作りたがる傾向にあるが、真のリーダーシップを発揮できる子は、順番に使ったらどうか提案したり、役割分担を提案したりと立ち回れるようだ。

大人顔負けの明らかに育ちの良い子

一言で言えば上品な子。幅広い年代の人と関わってきたのか、すごく大事に育てられたのか、はたまた一子相伝の帝王学的なものを学んでいるのか分からないが、誰が見ても明らかに育ちの良い子は印象に残りやすい。面接官は一日に何人も面接するので、付け焼刃の育ちの良さはすぐにバレるから注意が必要だ。

 

小学校受験はアリ?ナシ?

我が家としては、小学校受験に取り組むことは断然アリだと思った。それは、小学校受験を通して子供と一緒に勉強することができたからに他ならない。また、児童の研究に基づいた問題で構成され、足し算や引き算や漢字の読み書きなどの、小学校に入ってからの学習にスコープを当てた問題とは全く違った。そこに時間を掛けて取り組めたことが非常に良かった。

さらには、散歩中の会話も格段に増えて、道端の何かを見つけて「ぼくはこう思う」を真剣に話す子供は楽しそうであった。特に児童の学習では、昨日できなかったことが今日できるようになる、今日できなくても明日こそやってやる、などの自分自身の変化に喜びを感じてもらいたいと思っている。

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考えることを止めなければ、それだけで人は輝けるので、大人になれば誰だってできることは、大人になるまでにゆっくりやったらいいんです。およそ700枚ですかね。重ねてみると、コツコツと頑張ったのがよく分かります。

 

P.S. そして無事、小学校受験を終えた我が子は、地元サッカーチームの友達と同じ小学校が良いという理由から、附属小を選択せず、地元の公立小を選択し毎日楽しそうに通っています。なので、附属小のメリットとデメリットは分からないので書いてません。