ロボテッチ通信

その教育費、過払い金になってませんか?

【情操教育】近所のスーパーマーケットを徹底的に活用するための解体新書


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皆さんはスーパーマーケットが好きですか?欲しいものが特になくても、行くことが好きという方も多いですよね。私もそうです。

でも、私の方がもっと好きだから。

毎日の買い物を楽しみたい方、子供の教育をしたい方、あとは節約をしたい方へ向けた解体新書です。FF7が大好きなので、解体新書と言いたいだけです。FF7も私の方がもっと好きです。

 

[目次]

 

スーパーマーケットから世界の今を学べる

最新技術の塊ってなに?と聞かれた時、何を思い浮かべますか?自動車?ロボット?スマホ?などなど、身の回りの工業製品が挙がってくるのではないでしょうか。実はスーパーマーケットも最新技術の塊なので、今日からそれらの仲間に入れてあげてください。

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スーパーマーケットは常に流れがあります。簡単に言うと「人と物と金」、難しく言うと、購買、物流、貿易などと、商品が作られてから陳列されるまでの流れは、商品ごとに異なります。顧客が商品を手に取り、レジを通過するまでのルートも異なります。めっちゃ面白くないですか?また、私はエネルギー大好き人間なので、冷凍技術や鮮度管理にも興味がありました。まさに最新技術が投入されているところですよね。

国民の「食」を支える役目を担い、世界中から様々な商品を買い集めて陳列するスーパーマーケット。そこに行けば、「今、世界で何が起きているのか」を感じられます。そんな最新技術を学べるスーパーマーケットに魅せられ、時給6,000円の家庭教師バイトを断り、時給820円で3年間働き続けた軌跡(奇跡)。陸海空のすべて、この青い惑星をぎゅーっと圧縮して、鉄筋コンクリートの建物に詰め込んだものを、人々はスーパーマーケットと呼びます。まさに奇跡の地球(ほし)スーパーマーケット。I'm Listening to the radio,All by myself. ※3年後、悲しいことに閉店してしまい、その後は遊ぶ金欲しさに時給が激アツな塾講師と家庭教師のダブルワークをするのでした。

 

超難関校の入試問題の対策ができる

実際に、入試問題はスーパーマーケット関連から頻出しています。意外や意外、いや、一度は聞いたことありますよね!?そこまで意外な話ではないと思います。軽く30年程前から、成績が良い子はスーパーマーケットで色々なことを学んでいる、と聞いた記憶があります。身近にある教材と言いましょうか、私が生まれ育った山村でもそんな感じでしたので、全国区の常識ではないのでしょうか。

何が学べるの?と聞かれてパッと思いつくところは、お金の計算です。リンゴがいくら?魚や肉はいくら?と、だいたいの物の値段は頭に入りますし、何円あれば何がどのくらい買えるのかの予想ができるようになります。しかしながら、それは庶民的な感覚と言いますか、日常生活を送る上での訓練に留まっている気がします。

最近の入試問題は、明らかに「選択して答える」から「考えて表現する」問題へシフトしています。昔々の受験と言えば、どちらかというと詰め込みによる暗記が大半で、「頭の良い人が受かる」とは必ずしも言えず、「当日のテストの点が良かった人が受かる」ことがありました。(この違いが分からない方は少し考えてみてください。)このことについて、難関校は以前から危機感を持っていて、本当に頭の良い次世代のリーダー候補を選べる試験を模索しています。と思います。近年では、麻布中学の「ドラえもん問題」や、どこかの現代文では「このシチュエーションの"やばい"ってどういう意味?」が話題になりました。試験対策やパターンを暗記しているだけでは解答ができなくなってきています。

長男ががんばっているZ会の中学受験コースの社会でも、ほぼ毎月「スーパーマーケットで調べてみよう」の体験学習があります。冒頭でも触れましたが、スーパーマーケットには常に流れがあります。商品の陳列は毎日変わりますし、値段も日によって違います。おそらく、意図した試験問題を作りやすいのだと思います。

robotech.hateblo.jp

 

商品の陳列を見れば最難関校の問題は解ける

地域住民の食を支えるスーパーマーケットの陳列は毎日変わっています。特売チラシを見て、あぁ安いものが大量に仕入れられたんだな、だから処分に困って安くしてるんだな、ぐらいのレベルでは徹底的に活用しているとは言えません。それは100人中100人が知っているレベルですので、毎日、隙間なく商品が並んでいることが当たり前ではない点に着目したいと思います。

例えば、地震や台風などの自然災害の後は変化を感じやすいです。というのは、商品はトラックや鉄道、飛行機、船で運ばれてくるものだからです。我が国の運送運搬手段の構成比は、陸送(トラック)が65%、鉄道(貨物列車)が25%、航空(飛行機)が5%、水運(船)が5%なので、物流の大半はトラックとなります。

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仮に風水害によって高速道路が通行止めになれば、当該産地からの入荷が遅れてしまいます。さらに収穫間際の農作物が被害を受けてしまうと、長期間に渡って当該商品の入荷はストップします。当たり前のことですが、種を撒いてから収穫するまでには時間がかかるからです。

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では、商品の棚はいつまでも空いている状態なのでしょうか。答えはノーです。上記の場合は、近隣諸国からの輸入品や、長期保存が可能な商品で対策を取ったりします。いつまでも棚を空けておくわけにもいきませんし、「激辛ラーメン」と「調理法が謎な野菜」だけを売っていたら顧客が離れてしまいます。自然災害の後、あれ…?人気がなさそうな商品ばかりになっているな…と思っていたら、めっちゃバナナ並んでるやん!めっちゃカップ麺(ちょっと人気のないやつ)が並んでるやん!って経験ありませんか?台風の後は、氾濫した河川の様子を見に行ったりせずに、スーパーマーケットの様子を見に行きましょう!

さて、東京大学の地理の問題で、このような問題が出ましたのでチャレンジしてみましょう。

日本国内で取引されるかぼちゃは、北海道産のものとオーストラリア産のものが多い。オーストラリアからかぼちゃが輸入されている理由を答えなさい。(2015年 地理 第2問 一部改変)

ちなみに我が国のかぼちゃの生産量と消費量だけに着目すれば、北海道産だけで十分足ります。輸入なんかしなくていいはずです。生産量は十分に足りているのに、なぜオーストラリアから輸入するのでしょうか。それがこの問題が尋ねたいことです。

問題ではオーストラリアとなっていますが、ある季節になると、ニュージーランド産のかぼちゃが並ぶことは知っていました。"ある季節"って言いましたよ!そうです。ヒントはかぼちゃの収穫時期です。かぼちゃは秋から冬に収穫する野菜なので、普通は春から夏は入荷されないのです。量は十分に足りていても、春から夏にかぼちゃを食べることができないのです。そこで、日本とは季節が逆の南半球の国から輸入すればいいと考えたのです。たぶんどこかの商社の人が。季節が逆の国から輸入することで、一年中、いつでも旬の物を楽しめるということなのです。年間を通して色々な物が手に入ってしまう日本では、収穫時期に対して疑問に思う機会も少ないため、なかなかの難問となったようです。でも答えを聞けば「そりゃそうだ」となりますよね。

 

特売チラシはデータマイニングも活用して選定

データマイニングとは、整理されていない大量の情報(データ)をマイニング(発掘する)する技術のことです。すごく簡単に言うと、膨大なデータを集めに集めて、今までの肌感覚では気づかなかった何らかの傾向を探すことです。近年、ビックデータと人工知能に注目が集まったことで、データマイニングという言葉を耳にする機会も増えました。技術革新により、膨大なデータを高速で処理できるようになったからです。

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特売品の選定は、野菜とドレッシング、肉と焼き肉のタレ、刺身とワサビ、のような組み合わせだけで決めているわけではありません。データマイニングの話になると、逸話として頻繁に取り上げられるのが「ビールと紙おむつ」です。膨大なデータを集めたところ、ビールと紙おむつにある関係が見つかったそうです。一見、関係がなさそうな両者ですが、「週末に紙おむつを買いにくる父親は、缶ビールを買って帰ることが多く、両者を並べて陳列したところ売り上げが伸びた」とされています。他には「咳止め薬とジュース」や「化粧品とグリーティングカード」などの話もあります。スーパーマーケットでは大量の購買データを集め、それを分析して、相乗効果を期待した傾向を日々探しています。

 

店舗のレイアウトは顧客動線分析で決めている

スーパーマーケットでは、客の流れ(動線)を入口から出口までシミュレーションして、店舗レイアウトを決めています。近年では、客1人を1つの点に置き換えて、沢山の点がどのように流れるのか、その軌跡を流体工学を用いてより細かく分析しています。では、その目的は何なのでしょうか。それは、「お客様の滞在時間を延ばすこと」です。

店内に長く滞在させると、客単価が上がるということは小売り業界の常識ですが、滞在時間を延ばすために、以下3つを工夫することが効果的とのことです。

  • 利用者の立場に立つ
  • 売れる場所に目玉商品を置く
  • 奥の奥まで歩かせる

多くの客は、献立が決まっていない状態でスーパーマーケットに来ますので、献立を考えながら買い物ができるように工夫がされています。ほとんどの店舗では、入り口付近の野菜売り場から始まり、肉or魚、お惣菜、そしてお会計、が定番の外周ルートです。野菜類はどの料理にも必要、かつ、青果は肉や魚と比べてカラフルなので購買意欲を高める効果もあります。野菜を軸に肉or魚を選び、最後にもう一品のお惣菜、と、客の立場に立って誘導しているのです。このような定番商品は、入口から出口まで反時計回りに歩くよう配置されています。それは日本人のほとんどが右利きだからです。また、金額の高い商品は大人の目の高さ、金額の安い商品は子供の目の高さに配置されている点も合わせて確認してください。

店舗内には売れる場所があります。ついつい手を伸ばしてしまう場所、それは「入口、レジ前、1番奥」です。必ずテストに出すので暗記してください。特売商品が良く置かれる場所なので、開店前に必ず責任者と時間を掛けて売り場を作り、そしてガンガン補充していきます。と、まぁここまでやっても、客は慣れてしまい、目当ての商品だけを買って帰られては困ります。なので、最後に最強のアイツを召喚するのです。

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それは「カゴ台車に載せた鶏卵」です。特徴は、キャスター付きのカゴ台車!!色々とレイアウトは検討してみたものの、風が吹いたり雨が降ったりで、想定通りに売り上げが伸びないことがあります。売り上げは天候にも左右されるのです。ですが、いつでも売れるキャスターに載った鶏卵は、売り場を縦横無尽に移動し、客を奥へ奥へと誘導する能力を備えています。

 

近未来のスーパーマーケットではAIカメラを活用?

これは実現しているのか、していないのか定かではない話なので、私の未来予想としてください。店内のカメラをAIカメラにした場合、こういったことが既に可能ではないでしょうか。

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〇〇カードはお持ちですか?〇〇カードで更に割り引きます!など、レジ精算時に店舗独自のカードを読み取ることがあります。お得なので私も作っています。カードには氏名、住所、性別、年齢の情報を持っているので、それと購買データを紐づけると、地域別、男女別、世代別の購買データが完成します。店内の防犯カメラをすべてAIカメラにした場合、顔認証機能から得られるデータと上記の購買データを紐づけることも可能です。

例えば、新商品の購買意欲を調査するとします。今までは買った結果でしかサンプルを集められませんでしたが、「一度は手に取ったものの、他の商品を手にとって検討した結果、その商品を戻した」など、よりリアルなデータを収集することが可能になるのではないでしょうか。

 

おまけ:逸話?狙ってやっている?

スーパーマーケットでは、どちらかというとダサめの音楽が流れていることが多いです。ダサめといいますか、安っぽい音楽といいますか。作曲されている方、申し訳ありません。安めの音楽をかけることで、商品が安く感じる、という効果があるようです!これも狙ったやっている説があります!たしかにスーパーマーケットの音楽は大抵チープ感が漂っていますね!199X年の着メロのようです。また、店内が広いのに時計が全然無かったり、何度も何度も同じ曲が流れていたりします。さかなさかなさかなー

ということで、今日からのスーパーマーケットライフを存分にお楽しみください!また、節約をしたい方は、狙った物だけを買ってすぐに帰宅してください!(雑)5分長く滞在すると、たぶん余分な物を1つカゴに入れてます。