ロボテッチ通信

その教育費、過払い金になってませんか?

マズローの欲求五段階説から考える、子供のモチベーション管理


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[目次] 

 

大事なのは、努力?才能?環境?

努力はしてるはず。お金も時間も掛けているはず。なのに、なぜか効果が出ていない。では、なぜ効果が出ないのか検証したことはあるのだろうか。

人間の欲には限りがないと仮定すると、その欲を分析し、その欲と上手く付き合うことで、狙った効果が期待できるのではないか?というお話です。

はい!閉じるボタンを押すのはまだ早い!

なんか、うさんくさい感じで始まりました。

 

マズローの欲求五段階説とは

米国の心理学者であるアブラハム・マズローが1943年に発表した学説に、欲求五段階説がある。元々、人間行動の理論ではあるが、ビジネスではマーケティング戦略、教育学ではモチベーションの管理など様々な分野で応用されている。

本屋を一周すれば、必ず一冊は関連の本が置いてあるはず。しかし、難しすぎて読む気を無くすと思うので、マズローの欲求五段階説をご家庭でも。要点をまとめ、身近な例に置き換えてみた。

※賛否あることは知っていますが、私は強固なチーム作りに活用しています。

 

レベルアップする人間の欲求

マズローによると、人間には五段階の欲求がある。生命を維持するための「生理的欲求」から始まり、そのステージの欲求が満たされると、次の欲求へとレベルアップしていくそうだ。それが、人間の心理的行動であると。

 

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まずは「働くこと」を例にして、五段階の欲求を下の段から解説すると、

  • 生理的欲求 ⇒ 食べたい・寝たい
  • 安全の欲求 ⇒ 安心して暮らしたい
  • 社会的欲求 ⇒ チームの一員になりたい
  • 承認欲求 ⇒ 評価されたい、褒められたい
  • 自己実現の欲求 ⇒ 夢を成し遂げたい

親元を離れて働き始めた時は、「安全の欲求」を求める位置から始まった気がする。自分で住まいを確保して、慣れない自炊や洗濯に挑戦してみる。手元の資金が絶えぬよう計画し、貯金ができたらいいなと思う。

今日を生きることに精一杯の状態では、なかなか「世の中の役に立ちたい!」とはなりにくい。私は社会人の3年目ぐらいになって、後輩が入ってきたり、仲間が増えてきたり、仕事が回せるようになってきたりした時に、大きな仕事を任せてほしい!と思うようになれた。

 

勉強のモチベーションを分析する

次に、小学生や中学生の学生の場合ではどうか。

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五段階の欲求に当てはめると、

  • 生理的欲求 ⇒ 食べたい・寝たい
  • 安全の欲求 ⇒ 安心して生活したい
  • 社会的欲求 ⇒ 学校に行きたい
  • 承認欲求 ⇒ 友達、親、先生に褒められたい
  • 自己実現の欲求 ⇒ 自分の夢を叶えたい

日本で生まれた子供は衣食住が整っている「生理的欲求」と「安全の欲求」が満たされているところから始まると思われる。その上で、家庭環境に問題がなく、友達や先生との相性も良ければ「明日も学校に行きたい!」という社会的欲求が満たされている状態にあると考えられる。

そのような恵まれた環境にいる子供は、「100点を取りたい!」「リレーの選手に選ばれたい!」「コンクールで受賞したい!」と思うようになり、所謂、なんでもできる子、上達が早い子、と周りが言う子供のタイプである。大人は、できる子供の才能や努力ばかりに目を向けるが、実のところは周囲の環境による好循環が生まれていたりする。

勉強やスポーツでトップ取ってほしい!と高い目標を掲げる家庭ばかりではないと思うが、夢を叶えてもらいたい!立派な大人になってもらいたい!と思うのが、親として当然のことだ。だ、だよね?だから、貴重なお金と時間を掛けて試行錯誤してるんですよね?よく言えば試行錯誤、悪く言えば迷走。ならば、楽しく試行錯誤してみてはどうか。

 

学習塾側からよく見た光景

学習塾講師の仕事の一つに、「親を指導する」という最大の難所がある。子供にとって、親が与える影響は絶大であり、間違いなく最大関数と言える。ちょっとコレについては別途ということで。

私も人の親になって、難しいのは非常によくわかる。当然、日々反省しながらやっている。とした上で、こういう光景をよく見た。

  • 三食しっかり食べていない子
  • 親に怒鳴り散らされている子
  • 睡眠時間が足りていない子
  • 誰もいない家に一人で帰る子

などなど。

そんな状態にいるにも関わらず、良い学校に行って欲しい!うちの子は勉強ができない!と、親御さんは言いますが、すいません、この位置にいます。

 

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この状態でテストで良い点を取れって無理じゃないですか?

アンゼンガ カクホ サレテ ナイヨ...

 

まず、わざわざ言うのもおかしな話ではあるが、勉強の前に衣食住を整えて欲しい。当たり前のようで大事なことだ。朝ご飯、食べていない子も多い。また、親が常に喧嘩をしていたり、家でも怒鳴り散らされている子は、安全の欲求が満たされていない状態と言える。

この状況で「僕は良い大学行きたい!」と言ったら、それはもう、あれですよ。親が怖くて言ってるのではないかと。もしくは、今の環境から逃げ出すために言っているのではないかと。人類の歴史を遡ってみても、衣食住が整っていない地域では、文化や学問が発展した例は数少なかったりする。古代四大文明も、大きな川のそばで、豊かな水をもとに文明が発展したと習いましたね。

近年、特にいじめや不登校が問題視されるが、社会的欲求が満たされていない状態は迅速に回避していきたい。子供の話を良く聞き、まずは学校に相談する、もしくは習い事などを活用して、居場所を作ってあげてほしい。必ず何処かに居場所があるはずだ。

 

できる子の家庭に共通していたこと

もちろん、家庭によっての事情もあると思うので、出来る範囲でサポートした方が上は目指しやすいですよ、という話である。そんなのうちは絶対に出来ない!と言われましても、そういう話ではないので分かりません!

マズローの欲求五段階説に当てはめると、「承認欲求」を求めるあたりから、褒められたい!競争したい!一番になりたい!!と、なってくる。その恵まれた段階にいる子は、色々なところから勝手に学んでくるはずだ。

子供のモチベーション管理で私たち親が出来ることは、集中できる環境を用意してあげることしかない。分かってはいるものの、知らず知らずのうちに子供を追い詰め、結果的には挑戦することに不利な状況を作ってしまってはいないだろうか。

毎日のことなので非常に大変だと承知しているが、できる子の家庭では当たり前のようにチームプレイでやっている。できる子の家庭を知り、真似をするのが一番の近道ではないかと考え、私も日々情報収集をしていきたい。出来ることからやっています。一番大事にしていることです。

robotech.hateblo.jp